感染爆発によって濃厚接触者の数が膨大となり、その人たちまでも動けなくなって、社会が崩壊しそうな気配です。この程度の感染爆発は、普通の風邪ならば何の問題にもならない程度のものです。
その意味で、岸田さんが五類に戻して普通の風邪扱いにしなかったことは、国民に大変な迷惑を与えることになりました。
高橋洋一氏は、戦闘状態にあった厚生労働大臣とワクチン担当大臣を新しい人に変えた岸田人事のミスが大きいと言ってました。前の田村大臣の下で五類に戻す案が検討され、ある程度進んでいたのが、この人事でご破算となり、ストップさせられることになったようです。
NHKスペシャルで、今回のコロナの系統樹をやっていて、今回のオミクロン株が、デルタ株などのそれ以前の株とは全く別系統のものであることが、はっきりと図を以て証明されておりました。
つまり、オミクロン株は、それまでのデルタ株のような肺や血管に悪さをする能力を変異によって喪失したものでなく、もともとそういうものを持っていない株だったということです。
実際、オミクロン株はこれまでのものとはかなり性質が違うようです。そのことを最新の週刊新潮は記事にしてくれています。これはかなり秀逸な記事です。
それによると、沖縄の事例の検討の結果、「オミクロン株は発症してから3~6日後にピークがくるので、発症前の濃厚接触者を補足する必要がありません。熱が出た時に接触していた人だけが、その後5日間気をつければよいことになる。」そうです。
つまり、今のマンボウなど必要ないということです。