ジェンダー平等は人類の正常な文化・歴史を破壊する!

2021/10/22

 人類の歴史を、野蛮な侵略的虐殺が行われた15・16世紀に引き戻すような、ある共産主義国の脅威が今まさに降りかかろうとしているさ中で、

総選挙では、その喫緊の安全保障問題そっちのけで、共産党が主導するジェンダー平等が、選択的夫婦別姓や同性婚・LGBTなどが、マスコミ・野党がグルになって無理やり争点にされようとしています。

 それは、党首討論の中でもあったように、自民党のみがその流れに反対して、あたかも自民党が遅れているかのような印象を与えられるからその弱点を攻めようというものに他なりません。

 しかし、それは違うのです。グローバリストによって作られた今の空気は、じつは先進性などなく、むしろ人類の正常な文化・歴史を破壊して、野蛮の時代に後戻りさせようとするものなのです。

 たとえば、選択的夫婦別姓は、日本の世界に誇こる唯一無二の夫婦同姓に基づく戸籍制度を破壊して、国民国家になれなかった隣国の男尊女卑の象徴ともいえる夫婦別姓に後退させようとするものです。Twitterで、その意図を正直に告白しているのが、橋下徹氏です。

 また、ジェンダー平等とは、性差をなくせということです。しかし、性差をなくして全て中性になったら、人類はほろびます。実際、トイレのマークの色の違いをなくして同じ色にしろ、と言うバカげた論調があるそうですが、これこそジェンダー平等のいかがわしさを示す事実です。

 また最近、大手のコンビニが、「お母さん食堂」という商品名がジェンダー平等の原則に反する、という理不尽なクレームに屈して謝罪して商品名を変えたという事実がありますが、この事実は、ジェンダー平等の正体を示すものです。

 人間は、自由な発展力を得るために、本能から自由な形で、白紙の状態で生まれて、後天的に学習・教育によってその性に合った、その時代に合った認識を作る存在です。したがって、その国の歴史や、その歴史の中で作り上げられてきた男性像や女性像も、しっかりと教育されなければ、まともな男性として、また女性として育たなくなります。

 ジェンダー平等は、それをなくそうとしています。だから「お母さん食堂」も女性差別だとして糾弾されるという、普通の感覚とはかけ離れたことが起こるのです。これは、まさに文化・歴史の破壊です。

 自分の性に見合った普遍的な像が教育されなければ、自然成長性に任されることになり、男だか女だか分からない中性的な人間や、自分の性と逆の認識が形成されるようになってしまうのです。結果としてそういう人間が増えると、そういう国家は衰退し滅んでいくことになります。

 人口減少問題に危機感を持つ野田氏が、どうして同性婚やLGBTに賛成なのか、本当に理解できないことです。