頑固な坐骨の周りの自粛凝り、スジの癒着を丁寧にほぐす!

2021/04/17
自粛

 前回に続いて、武漢熱による自粛凝りの症例です。立つと両太ももの前面の違和感があって、お尻が痛むという方。あまり聞かない症状なので、これは何なんだ?と、緊張が走りました。

 はじめは、坐骨神経の問題ではないかと想像いたしましたが、施術しているうちにどうも違うようだと、分かってきました。それは、横向きで坐骨の周りに大きなスジの塊ができて、その異常なスジのしこりが、大殿筋というお尻の大きな筋肉から側面の腸脛靭帯へと、連なっていることを発見した時でした。

 これでピーンときました。テレワークで一日中座って仕事して、一番負担のかかる坐骨の周りにスジのしこりができて、そのためにお尻の筋肉のスジのネットワークが神経と癒着して、張ると痛むようになってしまったのだ、と分かりました。

 その推測に基づいて、そのお尻の筋肉のスジのネットワークの異常な癒着を丁寧のほぐしていくと、痛みが取れて楽になりました。