菅政権と現代医学との共通点ーなぜ日本を滅ぼすのか?

2020/10/01
でとっくす

 安倍路線を引き継ぐとして誕生した菅政権、期待と不安の中、積極的に改革に乗り出しているように見えます。

 識者がいろいろ分析している中で、一番腑に落ちたのが、三橋貴明氏と藤井聡氏の分析です。それによると、菅政権がやろうとしていることは、財務省の愚策によって弱ってしまった日本の社会の息の根を止めるものだということです。

 それは何故かと云いますと、日本の社会の土台を成す中小企業を、経済合理主義の生産性の名の下に、再編と称してその多くを潰して海外のハゲタカファンドの餌食にしてしまおうとしているからです。これはまさに日本の社会を殺すということに外なりません。

 そうしろと言っているのは、アトキンスなるイギリス人と竹中平蔵で、菅首相はこの二人に心酔して、その言うがままなのです。安倍政権が行ったおかしな政策、インバウンドによる観光立国や、移民法やアイヌ新法など、これらは皆菅官房長官が推し進めたものです。

 アイヌ新法も、観光に良いという理由で推進して、それらが日本の国家を解体するものであることには、全く思いが到らないようです。

 これはまさに、現代医学が数値ばかり見て、患者の生命力の実態を見ようとしないで、やればやるほど患者本人の生命力が弱って現代医学を頼りにしていくしかなくなるのと、、同じ構造です。

 アトキンソンや竹中平蔵たちが、どうやってデフレである現実をデフレでないと言いくるめて日本国民を騙しているかは、三橋貴明氏が見事に解明しています。

 つまり、最大限を指標とするのではなく、平均値を指標とすることによって、デフレであるにもかかわらず、数値上はデフレでないかのように見えるトリックを使って、日本の政治家や官僚、そして国民をだましているのだそうです。

 デフレで生産性が低いのは当たり前で、財務省がもっと大盤振る舞いをして日本社気全体を元気にすることこそが必要なのに、中小企業は生産性が低いから、そういうところは潰してしまえ!ということを菅政権はやろうとしているのです。

これは本当に恐ろしいことです。これでは、ますます日本は中国の餌食になってしまう!!