膠原病で悩む方が顔の湿疹ピリピリと頭痛で来院その結末は?

2020/06/27
でとっくす

 強皮症という膠原病の一種を患っている方が、顔の鼻から頬にかけて湿疹ができて、それがピリピリと痛むということで来院されました。

 医者によると、その頬の湿疹は、「酒さ」というものだそうです。毛細血管がつまってクルクルと一塊になったような状態になるものらしい。私も初めての症例でしたので、慎重に注意深く治療していきました。

 触診・指圧していって、特に目についたのは、右の顎の骨の付け根の裏の部分に大きな堅いスジの塊ができていたことと、背骨の両脇の交感神経幹の周りが詰まっていたことです。

 特に顎の付け根の裏の塊は相当硬く頑固で、なかなか取れそうもなかったので、鍼の助けを借りてほぐしました。そのあたりは、顔面神経や三叉神経の本管の通っているところですので、神経的なピリピリの症状と深い関連が想像されました。

 交感神経幹の周りのつまりは、私独自の見解として、膠原病は皮膚やスジを統括する<交感神経ー副腎系>の異常によるものと思っていますので、そこをほぐすことがとても重要だと思い、念入りにほぐしました。

 その結果、後で確認したところ、治療後翌日はまだ頭痛は少し残っていたものの、三日目の朝には、頭痛はきれいに取れたそうです。ただ、酒さの湿疹とピリピリはだいぶ和らいだ者の、まだ残っているそうです。

 この方の根本的治癒は、アロエ・ポーレン・プロポリスの神的栄養の天寿セットと、天寿堂の治療を組み合わせれば、可能だと考えます。なぜなら、アロエは、交感神経を元気にする栄養であり、膠原病の膠原であるスジの質を良くする栄養だからです。