コロナが浮き彫りにした憲法9条で作られた日本の異常さ

2020/05/06
でとっくす

 今回のコロナ騒動で明らかになったことは、ずっと国を真面目に守ろうとしてこなかったツケ・ウミが噴出したことだと思います。そしてその大本は、国を真面目に守ろうとしない、というより国を守ることを禁じた憲法9条にあります。

 自分で自分を守れないということは、すなわち主権を持たない・主体性を持たないということです。このことが、どれほどその国の人間の精神を蝕んでしまうものであるかは、お隣の歴史・根性を見ればよく分かります。

 今の日本リーダーたちに外国に魂を売ったような者が多いのも、日本がダメになるようなことばかりやろうとする官僚が多いのも、そのせいだと思います。

 今回のコロナ騒動での医療現場のあたふたぶりは、多くの災害が財務省の手前勝手な緊縮財政の結果としての人災であったのと同様に、日本の保健医療行政を削りに削ってきたツケです。そのしわ寄せが現場の医療当事者にモロにかかってしまっているのも、国を守る気のない財務官僚の不明に原因があるのです。

 憲法に、有事に備えての緊急事態条鋼がないという他に例のない異常さも、憲法に真面目に国を守ろうという気がないからに他なりません。そして、何より恐ろしいことは、憲法は国民の精神をつくるものであることです・

 つまり、これ以上この憲法をそのままにしておくことは、日本国民の精神をますます取り返しのつかないほど腐らせてしまうことを、今回のコロナ騒動が警告しているように思います。