パーキンソンには脳のドーパミンの他に<交感神経ー副腎系>も大事

2020/04/12
交感神経

 パーキンソンの方を治療する機会があって、とても大事なことが分りました。このことは、現代医学ではまだ語られていないと思います。

 現代医学は、パーキンソンは脳のドーパミンの不足によって引き起こされ、ドーパミンを投与すると、たしかに動きが良くなるという事実があります。

 私が分かったこととは、これに加えて、<交感神経ー副腎系>の働きを良くすると、劇的に動きが良くなることを、確認することができました。

 つまり、動きの悪いパーキンソンにかかった方の動きを良くするには、ドーパミンの他に交感神経系のアドレナリン系も必要だということです。

 <交感神経ー副腎系>の中枢である、背骨の上部付近にある交感神経幹の周りをほぐし、交感神経の末端である四肢の水かきの皮膚に活を入れると、

それまで人に支えられてやっと立ち上がることができていたパーキンソンの方が、

軽い軽いと言いながら一人でサッと立ち上がり、両腕を肩の高さまで横に上げてバランスを取りながら、ぴょんぴょんと何回もジャンプして見せたのです。

凄いでしょ!?