はり灸まつりでの実技および講演

2019/05/27
はり灸まつり

 昨日、毎年恒例のはり灸まつりが行われ、そこで天珠療法の実技および公園を行ってきました。まず浅草寺の本道で、はり灸の偉大な先達の法要を行ってから、田井東区民会館ンお9回で講演会が行われました。

その案内の概要は以下です。

 

【はり灸祭り】
いよいよ、残り一週間程となりましたので、詳細をお送り致します。
はじめに浅草寺にて鍼灸先達之霊供養を行い、その後今年は長年はり灸祭りを支えて下さったお二人の先生が特別実技講演をして下さいます。

日時  令和元年5月26日日曜日

14:00 浅草寺(奥の本堂)にて鍼灸先達之霊法要
 14時の法要に間に合うようお越しください。本堂内へ行く入口に実行委員がおります。(場所が分からなければ下記連絡先までご連絡下さい)

15:00〜16:30 特別実技講演会(台東区民会館)

1.実技講演 篠原勉先生(鍼灸素霊会代表  篠原鍼療院院長)

2.実技講演 稲村正治先生(野中-吉田門下三代目天珠塾代表 天寿堂整復院院長)
   
3.鍼灸特別講演  市川敏男先生(いちかわ鍼灸院)

17:00 懇親会①②

 

私の小講演のレジュメは以下でした。実際はこの三分の一もできませんでした。というのは、<産後の歪み一切奇妙>の実演で希望者が多くそれに時間がかかりすぎてしまったからです。

  健康腺療法あらため天珠療法とはどういうものか?

1、天珠療法とは
 歴史的に、野中豪策先生・吉田禎克先生によって創られ受け継がれてきた天才的技能である健康腺療法を、三代目の凡人である私が、人類の共有財産として誰もが修得できる一般的な技術として整理して、名をより格調高く「天珠療法」としたものです

  • 2、健康腺療法から天寿療法への歴史
  • 野中豪策先生が手による健康腺療法を発明
  • それを受け継いだ吉田禎克先生が、鍼による健康腺療法を確立・腹診法を導入
  • 三代目稲村が、手による健康腺療法と鍼による健康腺療法との統合を目指して奮闘中健康腺療法を、天珠療法・健康腺療法・元氣療法へと体系的に整理する
  • 3、天珠療法の構造
  • 元氣療法:末端から全身を整える
  • 天珠療法:中枢から全身を整える
  • 健康腺療法:内臓と手足の境界線を整えることによって全身を整える
    • 水かき元氣療法・・・・水かきをつまんで交感神経※を整える
    • 臓腑経絡元氣療法・・・腹診に基いて手足の指の操作で内臓を整える
    • 運動経絡元氣療法・・・骨格の歪みを指先の操作で整える

 

4、天珠療法の代表的な秘術

<皮膚病一切奇妙><眼病一切奇妙><産後の歪み一切奇妙><土台の歪み一切奇妙><心苦の歪み一切奇妙>

 

※現代医学の交感神経―副交感神経関係論への疑問

*有荒れた時代が違う・・・・副交感神経は魚類の時代、交感神経は哺乳類の時代に完成

*相棒が違う・・・・副交感神経の相方は運動神経、交感神経の相方は人間の感情

*分布が違う・・・副交感神経はほとんど内臓のみ、交感神経は内臓も含めて全身隈なく

*その働きから命名するならば・・・副交感神経は腸管運動神経、交感神経は命を守る神経