連休中の山歩きで足の神経と心臓の異常が典型的に出た症例

2019/05/08
山歩き

 10連休の大型連休のが終わって来院した方。連休中に長時間ガンバって山歩きをしてきたとのことでした。早速治療して診ますと、足の皮膚がかなり硬くなていましたので、「交感神経がだいぶ疲れているようですね」といいながら、足の指をほぐしていきました。

 その第一印象の通りに、足の指を施術するととても痛みが強く、なかなかに掘るれてくれませんでした。こんな調子でしたので、整うまで相当に時間がかかりました。ところが、手の方は、そういう感じがなく、いつもは手の方が凝っていることが多いので、ちょうど反対になっていました。ただ、左手の小指と中指だけは、どういうわけか異常に凝っていました。

 この左手の中指と小指は、それぞれ、心包経と心経が通っているところで、心臓と密接に関係しているところですので、長時間の山歩きで、足だけでなく心臓の方にも疲れがたまっていることが、このことから想像できました。

 このように、疲れの特徴がはっきりときれいに現われることは少ないので、とても印象に残りました。