猛暑の夏のつけの清算を求められている身体の人が多い

2018/09/22
つけ

 最近、常連さんたちの中に、いつもと違って神経の反応が鈍く、皮膚も硬く、スジも枯れて解れにくい、という感じの人が多くなります。これはおそらく、猛暑の夏のさなかに貯め込まれていたいわゆる”つけ”が、涼しくなってきた今、その清算を、身体の方に要求されて生じる症状、ではないかと思います。

 酷暑の夏は、交感神経は大忙しです。この交感神経が疲れて弱ると、熱中症にかかりやすくなります。かくして、夏の間に疲れをたっぷりと貯め込んだ交感神経が、暑さが緩んだ時に、ちょいと一休み、と働きをサボタージュするときがあります。すると、その交感神経が統括しているスジも、硬くなり、リンパの流れも悪くなって、枯れてきます。

 こうなった時の身体は、治療に対する反応が鈍く、非常にほぐれにくくなります。ひどい人は、一回ではほぐしきれない場合が多いです。二回目に来た時は、神経の働きも戻っていて、普通にほぐれるようになります。夏のつけの清算が終わった!ということでしょう!