交感神経を元気にするのはビタミンB群ー米ぬかという手もあります

2018/08/17
komenuka

 ここでよく取り上げる「健康カプセルゲンキの時間」で、ビタミンB群の効能をやっていました。その効能のほとんどは、<交感神経ー副腎系>の効能と重なるものばかりです。ところが、その効能の説明に交感神経のこの字もありませんでした。では本当にその効能の中に神経に働きかけるものはないのかというと、神経のはたらきを正常化して、その働きを良くするとはっきりと書いてあるではありませんか。

 したがって、当然、ビタミンそのものの補酵素としてのはたらきと、その作用の一部としての、交感神経の働きを良くしたことによるものとの、相乗効果が是体にあるはうであり、それをはっきりと説明すべきです。なぜなら、その効能はズバリ<交感神経ー副腎系>そのものの効能だからです。

 そうしたならば、熱中症予防の呼びかけとして、ビタミンB群をしっかりとって、<交感神経ー副腎系>を元気にしておきましょう、というものが加えられて、、その予防に一層の効果が期待できるようになると思います。

 インターネットを見ると、ビタミンB群は以下のように説明されています。

「ビタミンB群は、体・脳・心・肌の健康を維持するB系ビタミンです。ビタミンB群が良く効くのは、イライラし疲れやすい人、うつぎみ・情緒不安定、肥満傾向にある、肌や目の老化が気になる、肩こり、痴呆予防などに有効とされています。」

 なぜ、ビタミンB群にこのような効能があるかと云いますと、それは<交感神経ー副腎系>の働きを良くするからです。そここそが最も大事な点であるのに、それを避けているように感じます。

 このビタミンB群が不足すると、脚気になって心臓に来て最悪死に至ることがあるのですが、それは、交感神経が弱ってそうなるということです。

 そのビタミンB群が多く含まれていることで良く知られているのが、米ぬかです。これは番組の中でも紹介されておりましたが、その米ぬかをみそ汁などいろいろなものに混ぜて食べると、手軽にビタミンB群不足を補うことができます。私は玄米を食べているので、とりあえずはその心配はなさそうです。