天珠医学が説くデンマークの育児法氷点下でも外で昼寝の意味

2018/05/15
バギー

 杉田水脈さんが、デンマークに視察に行った時の話を聞いていた時に、デンマークでは、お母さんたちがカフェーなどに入ってお茶をする時に、赤ちゃんは乳母車ごと外に放りっぱなしにするのが習慣として定着している、という話をしていました。

 ホントかいな!と思って調べてみますと、本当でした。それによると「デンマークでは『赤ちゃんは外で寝かせるのがよい』と信じられており、赤ちゃんを外でお昼寝させるのが習慣となっているのだ。もちろん、治安が悪くなく、夏でも比較的涼しい気候があってこそできるのだが、冬でもマイナス10度までは外で寝かせて大丈夫というのだからすごい。」だそうです。

 こういうことが、デンマークでは当たり前のように行われているというのですが、そこまで一般化しているということは、その中に何らかの合理性・普遍性が存在するからに違いありません。それは一体何でしょうか?

 天珠医学から考えてみますに、これは外界との付き合い方の上手な丈夫な赤ちゃんを育てるということだと思います。もう少し構造に立ち入ってみますと、外界との付き合い方の要となるシステムは、<交感神経ー副腎系>なのですが、とくに赤ちゃんの時はこの交感神経が動物並みに太いのだそうです。ところが、現代人は、大人になると細くなってしまうケースが大変多いのだそうです。つまり、その動物並みに太い交感神経を持った赤ちゃんの段階で、外のふきっ晒しに長く置かれていると、交感神経が鍛えられて丈夫に育つということだと思います。

 このようにして育つと、外界との付き合い方の下手なアレルギーやアトピー、熱中症・花粉症などとは無縁な、丈夫な子が育つと思います。お子さんを大事に大事に育てている、現在の日本のお母さんたちに、是非とも参考にしていただきたいことだなぁ、と思いました。