進化する天珠療法の秘術<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>

2018/03/21
ストレス

 ストレスだらけの現代社会。そのストレスと直接向き合うのは心と交感神経です。このストレスによる影響を実体の側から整えるのが、天珠療法の秘術<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>です。この<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>には、どんどん本質に迫っていった進化の歴史があります。

 はじめは、元氣療法の左足の親指にできるストレスの凝りを取るだけの、いたってシンプルなものでした。<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>が、シンプルな元氣療法だけではおさまりきらない、総合的な治療法に進化していくキッカケとなったのが、東日本大震災の医療ボランティアで相馬市に行った時の経験でした。

 その相馬市で、大変お世話になった保健所長さんを治療したときのことです。その保健所長さんは、職員の人たちが倒れるのではないかと心配していたくらいでしたから、さぞストレスの凝りが溜まっているだろうな、と思って診たところ全くなかったどころか、むしろ良いと思えるほどでした。しかし、それは見かけ上のことで、奥に隠れていただけでした。

 それが分かったのが、左の首筋にたんこぶのような大きな筋の塊ができていて、そこに治療を加えた後もう一度左足親指のストレスのツボを見てみたところ、今度は硬く尖った凝りがはっきりと出現していました。それを圧すと、ものすごく痛がったのですが、ほぐれ始めるまで続けた後、首筋の塊を見てみると半分くらいに小さくなっていました。

 これで左足親指と首筋のストレスの凝りが連動しているのが良く分かって、<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>の施術法の進化となりました。そしてさらに、その首筋のストレスの凝りがどうしても取り切れない、という問題を解決してくれたのが、ストレスの感情を司る偏桃体への施術でした。これによって、ようやく左の首水のストレスの凝りがきれいに取れるようになりました。

 このように<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>は進化してきましたが、まだまだ進化中で、交感神経への治療も加わって、うつ病や潰瘍性大腸炎への治未病的治療の大きな武器となってきています。