風邪の予兆ー免疫系の異常をどう乗り切ったか?

2018/01/31
胸腺

 今朝のどのイガイガと胸のあたりの不快感で目を覚ましました。これは風邪になりそうだな、今日病院に入院中のお年寄りの往診治療に行くことになっているので、これはやばい!何とかしなければ、と焦りました。胸骨の周りを探りますと、しこりがいっぱいできていて、胸腺の周りの環境は最悪です。自分で胸骨をほぐそうとしましたが、たしかにそれなりに響いて少しずつは変わりはするのですが、なかなからちがあきそうにありませんでした。

 そこで思いついたのが、蒸気の温熱シートで胸骨を温めることでした、暗いところで手探りで探したので、はじめは間違えて目の温熱シートを取り出してしまいましたが、これも使おうと目と胸骨を温熱シートで温めました。すると不思議にしばらくたって、胸骨のあたりがストンと軽くなり楽になりました。そして、お腹を圧してみると、先ほどはかなり痛かったのに、全然痛くなくなりました。それからしばらく眠ると、もうスッキリし風邪気が完全になくなりました。

 これまで何度か温熱シートで胸腺を温めるということを試してみましたが、効いているのか効いていないのかはっきりしない者ばかりでしたが、今回の件でハッキリと有効であるということに確信が持てました。

 そして、この体験で、とても大事なことが分かりました。それは、気管系の免疫系である胸腺系と、腸管系の免疫系であるパイエル板系とが連携し連動していることが分かったことです。そのことを示す事実が、胸腺の周りがストンと軽くなると、腸管も周りの異常な圧痛がきれいにとれ手、風邪気がすっかり良くなったことです。これはこれから使えそうですね!