これぞ天寿堂の整体の真骨頂、アレッ痺れがいつの間にかなくなっている！ | 広尾の整体、天寿堂整復院のブログが、現代人に多い体のお悩みにお答えします

　これまで遭遇したことのないような頬・首・腕のしびれの症状の方。病院では頸椎椎間板ヘルニアがあると云われたそうですが、それにしては耳周辺に痺れのようなぴくぴくというような渦巻き状の経連のような症状が散発的に出現するというので、三叉神経や顔面神経系のようにも思えるので、どうもそんな単純な原因ではなさそうです。

　それでも一応ヘルニアを取り除く鍼や、三叉神経痛や顔面神経麻痺を解消する鍼をしておきました。三回目の時に、しばらく通えなくなるというので、三回目は念入りに行いました。その時のことを後から聞いたところによると、その痛さは、よほどナイフで刺してやろうか、と思ったほどだったそうです。私としてはやるだけのことはやった、後は運を天に任せるしか二という心境でした。

　その後伝え聞くところによると、相変わらずしびれはあるとの話でしたので、やはりなかなか難しいなと思っていました。ところが、一段落ついてまた来院したときに聞いてみると、痺れはきれいに取れたというではありませんか！どれどれと触ってみると、本当にすっきりとした良い状態になっていました。それで今日はどうしてきたのか聞いてみると、反対側の腰が痛くなってきたとのことでした。

　それでシビレについて詳しく聞いてみると、とんでもない痛い治療の後も痺れは続いていたものの、忙しさにかまけている間にいつの間にか消えていたのだそうです。天珠療法の場合、このようにしばらくたってから、良くなりましたという事後報告を頂くことが良くあります。これこそが、治未病療法である天珠療法の真骨頂と言えるものですが、同時に治療のおかげで治ることができたということが自覚されにくい所以でもあります。しかし、野中大先生は「それでよいのじゃよ」と仰っていたそうです。