広尾の整体:天寿堂の夜トイレに立たないようにするにはどうしたら良いか?

2017/11/23
夜

 患者さんから夜中に必ず一回はトイレに行くけれども、行かないようにするにはどうしたら良いか、と聞かれました。これに対して私は次のように答えました。

 本来身体は、夜トイレに行かなくれも済むようにできています。それは抗利尿ホルモンが夜に分泌されて、尿をために仕組みがるからです。ですから、夜トイレで目覚めるというのは、そのシステムがうまく働いていないために、腎臓が尿を造って膀胱に溜めてしまうからなのです。つまり、抗利尿ホルモンの分泌が悪くなっているということです。これは年を取るとやむを得ない面もありますが、多くは夜と昼との切り替えがうまくいっていないせいなのです。

 ですから、夜必ず一回はトイレに起きるという人でも、健康腺療法を受けた日は、ぐっすり眠ってトイレにも起きないという人が多いのです。つまり、睡眠中に身体がしっかりと夜モードに切り替わっていると、脳から抗利尿ホルモンがしっかりと分泌されて、寝ている時に、腎臓が水分をしっかりと再吸収して尿が創られないので起きないで済むのです。

 しかし、身体が夜モードになっていないと、脳はまだ昼モードだと勘違いして抗利尿ホルモンの分泌をおさえてしまうのです。結果として昼と同様に尿が創られてしまうことになるのです。脳がまだ昼モードだと勘違いしてしまいやすいのは、頭についている指スジの張りが強い場合と、健康腺がオンになったままの場合です。

 ちなみに体の昼モードと夜モードの切り替えをしているのは交感神経です。つまり、交感神経は昼も夜も身体をそれぞれのモードの合わせて統括しているということです、その切り替え会もっとも重要なのは健康腺です。何故ならそこに昼夜の切り替えスイッチがあるからなのです。ですから、健康腺療法で、その切り替えスイッチの働きを良くしてやると、夜薬と眠れてトイレに起きることもなくなるのです。