広野天珠背板で合谷をやると前額部と目が熱くなった

2017/11/22
合谷

 天珠整体では、手の親指と人差し指との間の合谷のツボは、目のツボであるばかりでなく、脳卒中の予防や治療に威力を発揮する脳を整えるツボでもあります。私自身の印象的な体験としては、昔、掃除に来ていた方が急にめまいで倒れたときに、合谷を診ると細い異常なスジができていたので、それが取れるまでしっかり圧し続けたところ、スゥ~と消える瞬間がありそれに合わせて素早く引いたところ、その方はその後はケロッとして普通に掃除を終わらせて帰っていただいた、という経験があります。

 最近、この合谷がたしかに目や脳に関係することを示す面白い現象を体験しましたので、参考に紹介したいと思います。その方は頭と目を使う仕事で、大変忙しくされている方で、合谷がとても硬くなっている状態でした。

 普通ならとても歯が立たないのですが、天珠療法の水かき元氣療法には独特のやり方がありまして、それでやるとしっかり芯まで届いて、中枢の方まで届いて反応が出てくることがあります。その時も、その元氣療法を施しながらじっと待っていると、前額部から眼のあたりが熱いという患者さんの声が発せられました。

 この声を聴いて私は、「これはそのあたりに効くツボなのですよ。しかしそういう反応は初めてです。やはり本当に効くのですね。」などと、バカ正直というか間の抜けた返答をしてしまいました(''◇'')ゞ