広尾の整体、天珠医学で難病のSAPHO症候群に挑む

2017/10/20
挑む

 前に紹介した掌蹠膿疱症の方。どうやらSAPHO症候群という膠原病の可能性が強くなってきました。SAPHO症候群というのは、主に骨・関節と皮膚に炎症が生じる自己免疫疾患で、胸骨に痛みが出ることが多いのが一つの特徴のようです。

 天珠医学の観点からしますと、膠原病などの自己免疫疾患は、<交感神経ー副腎系>とその支配下にある胸腺の異常からくるものと考えられます。とりわけ、この<交感神経ー副腎系>は骨を中心とするスジのネットワークを統括しているので、そのスジのネットワークの病である膠原病とのかかわりは非常に深いものと言えます。

 そして、自己免疫の主役である異常化した免疫細胞は、胸腺で造られると考えられますので、その胸腺を統括している<交感神経ー副腎系>の異常から治すことがとても重要になります。その意味で、その胸腺の上にある胸骨に反応が現れていることは極めて示唆的であり、自己免疫疾患の典型的な治療の一つのモデルケースになる可能性が高いと思います。

 うまくいくかどうか、まさに今が正念場ですが、この難題に挑んで必ずや成功し、自己免疫疾患を克服する道を開拓したいと思います。