天珠医学の整体、自己免疫の治療法が見えてきた

2017/10/11
免疫

 現在、天珠医学の天珠療法は、独自の<交感神経ー副腎系>論に基いて、自己免疫疾患の治療法を開拓中です。その独自の<交感神経ー副腎系>論とは、循環系・免疫系やスジのネットワークの統括はすべて<交感神経ー副腎系>が一括して統括しているというものです。これは明らかに現代医学の定説とは違うものです。その現代医学の定説では役に立たないから、本当に役に立つ天珠医学を作ったのです。そしてその具体的な成果となるものが、天珠医学に基づく自己免疫疾患の治療法なのです。

 もちろん、現代医学も自己免疫のメカニズムを細かく研究しています。しかし、細かいところに目が行き過ぎて、肝心なところがすっぽりと抜けています。それは、免疫機構が狂いそうになったら狂わないように統括する、統括者についての研究や対策が全くないことです。確かに細かいところの構造が分かれば、それなりの対処法も見出されますし、薬の開発もしやすいことでしょう。ただ、それでは自分の力で治っていく道につながらない場合が多く、ずっと薬に依存しなければならなくなる可能性が高くなります。

 その点、天珠医学の天珠療法は、肝心の統括者の方を賦活して自分の力で治っていける方法を、追究していきます。現在ストレスが重なってひどい盗汗(寝汗)の日が続いた後、自己免疫を発症した方の治療を行っています。この盗汗は、あきらかに交感神経の中枢の異常化の分水嶺だったと思われます。つまり、そこで<交感神経ー副腎系>の異常化を食い止めることができなかったがために、自己免疫が発症したと考えられるということです。

 また、治療によって胸の胸腺の周りがはっきりと痛み出し、皮膚の湿疹が出てきています。しかし、これも自分で治るための一時的なものと考えられます。腰の方も、はじめは炎症によって全く動けなかったのが、だいぶ動かせるようになってきています。安易に薬で症状を抑えるのではなく、自分の力で治るための通過点と考えて、患者さんも頑張っています。