広尾の治未病の整体は、鼠径ヘルニアも自分で治るようにする

2017/09/25
ヘル

 四歳の元氣で活発な女の子。鼠蹊部の異変に気付いたご両親が、いろいろ調べたそうですが、皆手術しかないとこことで、どうしようか二人で相談したところ、手術は最後の手段にして、まず私のところに相談に行こうということになったそうです。二人とも私の患者さんでもありますので、私がどういう治療をするかよく分かってくれているのです。

 早速調べてみたところ、患側の左半身のスジのネットワーの状態が悪く、骨盤の仙骨も背骨の上部も骨が歪んだスジに引っ張られて寄っています。このようにスジの状態が悪いために、隙間ができてしまうのです。スジの本来の仕事は、隙間なく適度の緊張を保って形が崩れないようにすることですが、その働きが悪くなるとこういうことも起きるのです。

 これを治すためには、まずスジのネットワークを統括している<交感神経ー副腎系>を整えることです。次にそれとともに・それを通じてスジのネットワークの歪みをなおすことです。。その背中のスジの歪みを整えている時活発に話していた子がとる全ピタッとおとなしくなりました。深い眠りに落ちたようでした。おかげでしっかりとほぐすことができました。昼寐ることはないとご両親も驚いておりました、

 そしてさらにそれに加えて、ご家族には交感神経の整え方と運動の仕方を指導して、成長期にある特性を生かして、正しい成長を促進するように協力してもらうようにしました。まだ途中ですが、なかなか良い兆候が見えてきているようです。

 この例では、現代医学の治已病と、天珠医学の治未病の整体との違いが良く分かります。隙間が空いてるからそこを直接に手術で隙間を縫って塞げば問題は解決する、というものです。一方で、天珠医学の治未病療法の整体は、患部を直接治そうとするのではなく、スジのネットワークの歪みをその大本の神経誌捨てももろともに、本来の状に直しながらま、ともな成長ができるようにするのです。現代医学の治已病では、歪みがそのまま放置されそれが成長にも悪い影響を及ぼす可能性があります。