秋バテも<交感神経ー副腎系>の疲れ、広尾の天寿堂の整体で

2017/08/31
夏バテ

 近頃では、夏バテだけでなく秋バテになる人が増えているそうな!テレビでやっていました。夏バテも秋バテも、その根本的な原因は、<交感神経ー副腎系>の疲れ・弱まり・機能低下です。ですから、それが増えているというのは、熱中症と同様に日本人の<交感神経ー副腎系>の実力が低下していることを意味します。ところが、、どのお医者さんもそう思っている人は、私の知る限り、皆無のようです。

 夏バテ・秋バテのとりあえずの対処法は、水かき元気療法と太極療法の組み合わせが最良です。私自身の経験でも、水かき元気療法だけでひどい夏バテを一発で治したことがあります。このように夏バテ・秋バテには<交感神経ー副腎系>の賦活がベストなのですが、残念ながら昨日見たテレビでは、交感神経のこの字も出ませんでした。否、一度だけ出ましたが、「熱い風呂は交感神経が緊張して覚醒してしまうのでよくない」というものでした。

 秋バテの原因として寒暖の差が大きくなるためと説明しておきながら、その寒暖の差に対応して体を整えている主役は<交感神経ー副腎系>です、ところが、副交感神経はほとんど関係がないのに、自律神経が調節していると思い込んでいて、本当は交感神経だけがその主役だという認識がないようです。熱くなって汗をかくのも、寒くなって鳥肌を立て、肝臓や筋肉に命じて熱を発生させるのも<交感神経ー副腎系>の仕事です。

 こんな基本的な整理構造すら、素直に見られないようにしてしまっているのは、自律神経の交感神経ー副交感神経拮抗支配説にマインドコントロールされているからにほかなりません。そして、その犯罪性はますます大きくなっているように思います。