腱鞘炎の治療も広尾の天寿堂の整体では<交感神経ー副腎系>が鍵

2017/08/29
交感神経幹

 アトピー性皮膚炎が治った男の子。今は受験勉強に頑張っているそうですが、時々手が痛くなって治療に来ます。今回は、少々症状が重く、どうやら腱鞘炎のようです。アトピーのつらさに耐えてきたので頑張りの方は利くようですが、身体の方はまだそれについていけていないようです。特にアトピーの場合、<交感神経ー副腎系>の、炎症をおさえるホルモンを分泌する副腎の機能が弱い場合が多いので、大変です。

 患部の腕を治療するだけでは治りきらないので、どうしても<交感神経ー副腎系>とその中枢である交感神経幹の治療が必要になります。この子の場合も、背中の副腎の裏あたりが異常に硬くなっている状態でしたので、そこから上部の交感神経幹に沿ってほぐしていきました。

 その上で自分でも、<寝る前に寝床でおこなう天珠体操>を毎日やって、一日受験勉強で固まってしまっている背骨の両脇をよくほぐして、とりわけ、交感神経幹の周りの血行が良くなってポカポカ暖かく感じるまでやってから、寝るように指導しました。