広尾・恵比寿・麻布の皆さん、天寿堂の整体は不思議な整体ですよ

2017/08/23
整体

 なぜ不思議かと言いますと、いわゆる形を整える矯正のような操作はほとんどないのに、歪みが取れてしかも元に戻りにくい整体だからです。たとえば、<産後の歪み>を治すのに骨盤に触りません。でもそれで1~2分できれいに取れてしかも後戻りしません。やることは右足の小指を撮むというたたそれだけです。

 先日も、右手の中指を立てると痛むという方を治すのに、胸の真ん中の壇中(だんは肉づきへんです)と言うツボにそっと手を添えるだけです。ところが異常に痛がり奥の中の方まで痛かったそうです。すると、今度は痛かった中指を立てても全然痛くなくなりました。これはどういうことかと言えば、歪みの大本の神経の歪みを取ることに特化した治療法だということです。

 私はこの方の症状が気になりましたので、念のために次のように注意を促しました。奥の方まで板殿と言うのは気になりますね。というのは胸骨の後ろ側には、胸腺といってリンパ球と言う免疫細胞をウィルスと戦う戦士に変える訓練所があるからです。もしそこが弱っていれば、隙ができて、隠れていた帯状疱疹ウィルスなどが暴れ出すということも起きかねないからです。一応胸腺もそれを統括する交感神経幹も整えておきましたから、心配はないと思いますが、それまでの生活の在り方を少し見直す必要があるかもしれませんね。

 余談ですが、胸腺には迷走神経から神経が分布しています。この迷走神経の大部分は副交感神経系ですので、胸腺は副交感神経が統括していると思われがちですが、実際に胸腺を動かしているのは交感神経が用いているアドレナリン系です。免疫系は<交感神経ー副腎系>が一手に統括しているとみるのがスジが通った見方ですから、おそらく迷走神経を通じて交感神経が胸腺に分布しているのだと思います。そう確信して調べれば必ず迷走神経の中に交感神経が混じっていることが発見されると思います。