<産後の歪み>と踵の痛みとアキレス腱の腫れとの相関関係

2017/08/16
産後の歪み

 出産前から下肢静脈瘤がひどくなり、出産後もそれが残り、以後も体の不調が続く中で子育てに頑張ってきたという方。三か月ほど前ごろ、一か月周期でぎっくり腰になって一週間ほど寝込んむという状態だったそうです。そして最近になって両足の踵が痛みだし、起きたときとか動き出しが特に痛むという話でした。その痛みはどちらかと言うと右側の方が痛みが強いという話や、それまでの経過から産後の歪みがあるであろうことは確信しておりました。

 それがなくとも、お子さんのいらっしゃる初めての女性の患者さん場合には、この写真のように、問診時にその場で<産後の歪み>の有・無をチェックするのが、天寿堂整復院の整体の恒例行事です。案の定、この方も<産後の歪み>はありましたので、その場で取り除きました。そして、次のように説明しました。

 これまで色々な所に行っても治りが悪かったのは、この<産後の歪み>があったせいです。安心してください、相当に痛かったともいますが、たった今、取り除いておきましたから、もうこれからはきっと治りが良くなるはずです。また<産後の歪み>は一度取り除いたらもう後戻りすることはありませんから・・・。

 その後、右足の外くるぶしと踵がスジによって癒着したように固められてしまっていたので、そこをほぐしていると、そこが痛いから訴えてもこれまで村内やってくれるところはありませんでした、とご本人のやってほしいところと、私のやるべきと思ったところとがぴったりと一致して、とても納得して貰えました。それから、その右足のアキレス腱が腫れてシコって固まってしまっていたので、これは手では取れないと判断して、鍼を使って何とか元に戻るようにしました。

 治療後は、屈伸してみても膝がスムーズに曲がるようになって、しかも痛みがない、ととても喜んでくれました。こちらもそれを聞いて、とてもうれしく思いました。そして、記念撮影をして、その写真と感想の言葉を天寿堂のHPのお客様の声のところで使ってもよいと、とても気前よい了承を頂いたので、早速HPにアップさせてもらいました。本当にご協力、誠にありがとうございました(^^♪