突き指後おかしかった小指が元氣療法でシャキッと

2017/08/14
フニャフニャ

 治療している時にふと、右手の小指がおかしいのに気がつきました。どうおかしいのか、を説明するのはなかなか大変ですが、ともかく肉が極端に少なく関節が顕わになっていて、しかもその関節が正常にはまっていなくて変形していて、まっすぐにしようとしてもフニャフニャして安定しないという感じでした。どうしたのですか?と聞くと、突き指をしてからこうなったそうです。もう長いので元に戻すのは至難なことですが、ともかくも元氣療法で交感神経とスジのネットワークをシャキッとさせることができれば、何とか良い方向へ持って行けるかもしれないと、元氣療法を試みることにしました。

 その右手の小指と薬指は、神経がそうとにおかしくなっていて、凄い反応がありましたが、心を鬼にして押し切りました。このような施術は初めの一回だけでしたが、たしかに何かが変わった感がありました。以後は少しずつ調整をしながら様子を見守っておりましたが、それから徐々に小指の状態が良くなって行くのが分かりました。関節にしっかりとはまった感は、さすがに無理でしたが、周りに肉がついてきて、少しずつ小指全体としてしっかりとして来ていました。本人も和太鼓を趣味でやり始めていたので、身体全体がしっかりしてくるのと軌を一にして、小指の方もシャキっとしていきました。

 この方はもともとスジの張りがなく関節が、言葉は悪いですが、フニャフニャしておさまりが悪い感じでしたが、その筋の緊張も適度に出てきて、小指も最初の状態からは見違えるほどしっかりしてきて、まさにシャキっとした感じになりました。太鼓をたたいていても、以前は小指に力が入らなかったのが、しっかりと入るようになって、全然違うそうです。ここまで持ってこれたのは、やはり、元氣療法の最初の一撃で交感神経とスジのネットワークに活が入ったせいだと思います。