昼も夜も命を守る交感神経という新常識を創ろうと本を出します

2017/07/29

 題して

天珠医学が説く目から鱗の人間の身体の真実

―健康腺療法から天珠療法へその驚くべき効能の秘密―

<交感神経ー副腎系>は、昼も夜も、夏も冬も、いつでもどこでもどんな時でも常に命を守るために働いてくれています。たとえば、ドクターGでやっていましたが、大動脈乖離で徐脈なる場合があるそうですが、出ん大医学は、その理由を心臓の脈動を起こす逃亡結節などへの血流が減って徐脈になると説明していました。

 これに対して、わが天珠医学は少々別の見方をします。循環系を統括する<交感神経ー副腎系>が、その循環系の緊急事態に直ちに命を守措置として徐脈にしたと見ます。これには交感神経に徐脈にする作用がないとの反論が予想されます。つまり、徐脈にするとしたら副交感神経の方であるはずだ、ということです。

 手足の中小動脈は、交感神経が単独でノルアドレナリンやアセチルコリンを用いてその運動の緩急を統括しています。同じように心臓に対しても、状況に合わせた緩急の統括をしているはずです。そうでなければ、循環系全体の統括も、命を守という大事な任務を果たせないからです。それに副交感神経の正体は、腸管の運動を統括する神経ですから、腸管の運動にかかわってその時の心臓の運動が強すぎる場合にそれを抑制しようという働きが生じるのであって、それ以外で働くことはないのです。つまり、副交感神経は心臓の運動の抑制一般を統括しているのではないということです。

 これが天珠医学の説く目から鱗の人間の身体の真実なのです。昨今の日本の健康状況は、熱中症の増大・花粉症の増大・食物アレルギーの増加とうとうと、<交感神経ー副腎系>の弱まりによるものばかりです。それには自分を守ってくれている<交感神経ー副腎系>に対する無理解・軽視があると思います。ですから、<交感神経ー副腎系>のに対する理解を深めていただいて、新しい常識が創られていって、それが日本人の健康を守ってくれるようになることを、せつに望んで、本書を世に出そうと決心しました。是非一読のほどお願い申し上げます。                稲村 正治 拝