浅薄な性差を認めないジェンダー平等が人類の文化と歴史を破壊する

2021/11/07

 衆院選で、立憲・共産党などがジェンダー平等をかかげ、NHKなどのマスコミも、それが最先端であるかのように持ち上げています。

 ところが、その流れが大きな顔をし出すと、女性赤・男性黒のトイレのマークも、平等に両方とも黒を使用しろと迫り、皮肉なことにそのNHKの「紅白歌合戦」の女性紅・男性白も平等に反するからなくせ、とまさに文化・歴史を破壊せんとする本性を露わにして来ています。、

 さらに、NHKが、ジェンダーサイエスと称する番組で流された、月経時の女性特有の体の変化に象徴されるだんんじゃの体の違いの実態を見れば、ジェンダー平等が如何に非科学的で、現実の多様性を見ようとしない机上の空論でしかないかが分かります。

 ジェンダー平等論者がやっていることが、いかに人間性の否定であり、人間の歴史的文化の破壊でしかないかは、人間の本質論から見れば一目瞭然です。

 人間がサルから進化するときに、本能で生きることを止めたのは、自分の力で文化を作り発展性のある歴史を創るためでした。ですから、本能で生きていた部分は遺伝子に刻まれていますが、人間が登場した後の文化の歴史は、後天的に教育されてはじめて受け継がれるものなのです。

 遺伝子が進化の歴史を辿れるようになっているのと同じいように、教育も、その国の文化の歯店の歴史をしっかりと辿れるようにしなければなりません。これはその国の男性像の歴史も女性像の歴史も同様です。

 終戦後の日本はその教育が行われなくなってしまいました。つまり、ここに文化の断絶が起きているということです。その結果、昔の日本に憧れる外国人の方が、日本人よりも日本人らしい現実があります。つまり、日本人が日本人らしくなくなっているということです。

 そんな状況下で、軽薄なジェンダー平等は、その国の歴史的男性像や女性像を破壊して日本文化の絶滅・止めを刺そうとしているわけです。

 その一方で、昔の日本を取り戻そうという動きも強くなってきています。今はまさに、正念場と云える状況です。