テレビの番組で、医師のたった一言で、長年悩んでいた頑固な便秘が、嘘のように治って、便が出るようななった例を紹介していました。そして実際、その一言を聞く前の大腸がピッタリと締まっている画像と、その一言を聞いて、それまで締まっていた腸が開いていく様子が映されていました。これはもの凄い説得力です。
そのピッタリと締まった腸の画像を、テレビでは見せてくれていましたが、インターネット上では、それが見つかりませんでしたので、やむを得ず半開きの画像になってしまいました。しかし、実際は本当にぴったちと隙間なく閉じていました。これには正直驚きました。これでは便が出るわけないな、と実感させられました。
ところが、そんなにぴたりと締まっていた腸が、本当に医師の一言で開くのです。これは、本当に「魔法の言葉」ではないかと思いたくなるほどですが、しかし、実際に発せられた言葉は、拍子抜けするくらい大したことは言っていないのです。
「出なくても気にしなくていいよ!」というような簡単な言葉でした。これで、本当に閉じていた腸が開くのですから、分からないものですね!
しかし、そのメカニズムについては、現代医学は、まだ分かっていないようです。ところが、天珠医学ならば、そのメカに頭うを説明できます。
その腸内の便の動きを止めているのは、交感神経なのですが、その交感神経が便の動きを止めるように働く原因は、皮肉なことに出さなければという切迫した感情です。そして、そういう感情を、先の医師の言葉が、解きほぐすことになって、その解きほぐれた感情が、大腸を閉じてしまっている交感神経を、その職務から解放しすることになって、大腸が開いて便が動き出したわけです。
この事実は、何を意味するかと云いますと、交感神経の相棒は、現代医学が云うように副交感神経ではなく、感情だということを示していると思います。