やはり卵巣の腫れと左肩の異常な痛みは関係あると思います

2019/03/28
卵巣

 現代医学は、、つながっていないものを強引につながっていると決めつける一方で、つながっているものを真面目にそのつながりを診ようとせずに、簡単にないと切り捨ててしまいます。

 たとえば、交感神経と副交感神経とは、たしかに一部拮抗関係に見えるところがあります。しかし、その他の大部分は全然別の働きをしているのですが、現代医学は、その一部分だけ見て全面的に拮抗関係にあると決めつけてしまったのです。

 そうすると、副交感神経は、やっていないことまでも、拮抗関係にあるとの思い込みから、やっていることにさせられてしまいます。先日テレビで、皮膚の調節は、冬は交感神経が担当し、温かくなる春から夏は副交感神経が担当する、というデタラメな説明が堂々と流されていました。副交感神経は、皮膚には全く分布していないのに、どうやって皮膚を調節するのでしょうか?

 また一方で、先日、患者さんから聞いた話ですが、卵巣の腫れと左肩の異常な痛みが同じ時期に発症したので、関係があるのかと、医者に聞いてみたところ、関係ないと一笑に付されたそうです。

 しかし、私が治療して診たところ、明らかに因果関係がると認められました。というのは、卵巣の炎症を抑えるホルモンを分泌している<交感神経ー副腎系の副腎のあたりから、これまで経験したことがないような嫌な感じの異常な帯が左の肩甲骨の上にまで伸びていたからです。

 これは、やはり卵巣の腫れと左肩の異常な痛みとは、関係があることを示すものだと思います。このように実際に体を触ってみれば分かることですが、恐らくそういうこともしないで、関係ないと簡単に決めつけたのだと思います。