去る月8日に、横浜のインターコンチネンタルホテルで行われたアロエの感謝祭において、私は日本舞踊「松の緑」を踊ってきました。じつは、私の後に特設ステージに上った方が、30センチほどの特設ステージから、足を踏み外して転げ落ちるという突発事故が起きました。
私は、これを見て大変ビックリしました。というのは、その方は、もうかなりの落としに見えたからです(あとで80歳ということが分かりました)ところが、何事もなかったかのように、舞台は進行していったために、何時しかそのことを忘れておりました。
そのことを思い出したのは、最近行われた会で、その方が、前に出てその時の話をしてくれた時でした。やはりその後医者に行ったそうです。医者は、骨粗しょう症なのに、それだけ強く打って骨折しないなんて信じられないと、不思議そうにしていたそうです。
これは一体どういうことでしょうか?じつは、これは何ら不思議なことは全くありません。骨の強さはは、カルシウムの量で決まるのではないということです。一番大事なのは、骨の中のスジのネットワークの強さなのです。だから、カルシウム量が少なくてもスジがしっかりしていれば、骨折しないのです。反対にカルシウム量が非常に多くても、スジのネットワークが弱ければ簡単に骨折してしまうのです。
普段から、この方は、アロエベラジュースをしっかりと飲んでいたので、たとえ骨粗しょう症であっても、骨の中のスジのネットワークが強かったので、転倒して骨を強く打っても、骨はびくともしなかったのです。