やはりストレスの凝りの治療のキモは偏桃体だった!

2019/02/25
偏桃体

 天珠療法には、<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>という精神的ストレスによる凝りを取り除く、他には見られない独特の秘術があります。

 この秘術は、その土台となる健康腺療法にあったストレスのツボ圧しを原点として、私自身が、東日本大震災の医療ボランティア活動の中で自ら掴み取った、ストレスの凝りの実態とその連携関係の把握によって、その形式を発展させ、その最後に、ストレスをストレスとして感じとる、脳の中の器官である{偏桃体}に対する治療はどうしたら良いか、という問題に悩み苦心した挙句に、編み出し完成させたものです。

 それが本当に正しかったことを証明する症例を、次に紹介しましょう。
 胃がもたれるという方。触診して一番目立ったのが、左肩甲骨の凝りでしたので、どうやら、この凝りが、その意のもたれに関係しているようですね!と説明しました。その後、治療を進めていくと、それが、胃点の中脘というツボと、左の健康腺の凝りと、つながって胃のもたれ感をもたらしていたことが判明して、それをほぐしました。

 そして最後に、首をほぐしている時に、それまで目立っていなかったストレスの凝りが、浮かび上がってきて、その胃のもたれの根本原因が、ストレスであったことが判明しました。そこで、偏桃体からストレスの凝りを取り除く秘術をつかって、それを取り覗くと、アタマの奥がおかしかったのがなくなた!と云われました。

 この方は、お子さんの受験問題で気を使っていらっしゃっているので、出てきた症状だと思われます。これまで、その偏桃体の治療で確かに首のストレスの凝りがきれいに取れるので、偏桃体への治療が効いているのだろうと思っておりましたが、この証言によって、そのことがはっきりと実証されたと思います。