この極寒に何も感じないと朝薄着の人が治療後寒いと震える!

2019/02/13
天珠

 幼少期に、階段から落ちて強く尻餅をついて以来、慢性的な腰痛に悩まされてきた方。その影響のせいか交感神経が鈍くなってしまって、冬でも超薄着でいることが多いようです。心配して寒くないですかと聞いてみても、感じないとの答えでした。

 その日は、少し間が空いてしまったので、いつもより硬くなっていました。いつもは右の腰のスジが硬くなっているのが目立っているのですが、この日は、左側の方がしこった感じが多く、痛みも左側の方が強く出ておりました。

 左側ははストレスの影響が現れるところですので、お子さんの受験の心配が大きく作用しているように感じました。そして、アタマの凝りも強かったので、頭部と交感神経幹の上端のあたりに置き鍼をしながら、いつもよりも太い鍼で、腰をほぐしていきました。

 治療後、腰が楽になった!と喜ぶ一方で、寒いとぶるぶる震えながら、超薄着の上に服を着ていきました。交感神経幹の周りをほぐされて、寒さを感じるようになったようです。