大谷投手の手術を本当にプラスに転化するための良いリハビリと歯?

2018/10/03
大谷

 はやっ!最後の試合の最後の打席で、大谷選手は、逆転の口火を切るヒットを打ったかと思えば、もう翌日には手術成功の一報が入りました!手術前の会見で、大谷投手は、「良いリハビリをして次につなげていきたい、と抱負を語っていました。」そこで、その手術を、本当に大谷投手の未来を切り拓くものにするための、良いリハビリの要諦をアドバイスしたいと思います。

 手術後のリハビリのプログラムは、すでに確立していると思いますので、その中に、おそらくは漏れていると思われる点に絞って、説いていきたいと思います。というのは、そのベースになっている現代医学には、スジのネットワークとそれを統括する交感神経、という視点が全くないからです。

 だから、手術をしても、4~5年で皆ぼろになってしまうという事実があり、それに対して再手術以外有効な手立てがない、のが現実のようです。球団側は使い捨てて次を探せばよいのかも知れませんが、船主側はたまったものではありません。

 また、大谷選手の唯一の弱点も、捻挫しやすいというスジの弱さです。これは、大谷投手の目的達成メソッドの中に、スジを鍛えるという項目がなかったからに違いありません。これは、大谷投手の責任ではなく、それを欠落させたまま、何の反省もない現代医学の方に、むしろその責を問うべきだと思います。

 ではそのアドバイスとは何かと言えば、前の記事の手術以外にも道はある、と述べた方法そのままで十分です。骨を鍛えることです。骨と靭帯は骨の骨格を構成するスジと、靭帯の成分であるスジとが、実体に同一のものですので、骨を鍛えると、しれが同時に靭帯を鍛えることにもなります。そればかりでなく、骨はスジのネットワークの中心基地ですので、スジのネットワーク全体がとても良くなります。そうすると大谷投手が良く造っていたマメもできにくくなり一石三鳥です。

 最近、そのスジのネットワークの質が非常に良い人を、紹介で治療したことがありますが、その質の良さに、感嘆したことがありました。聞いてみると、若いころラグビーをやっていたとのことでした。なるほどと納得した次第です。