宮川紗江という見事な18歳を造り上げたのは速見コーチのしごき!

2018/09/07
しごき

 テレビで騒いているワイドショーが見落としている大事な点は、今暴力だとして問題となっている速見コーチの宮川選手に対するしごきが、オリンピックで好成績を上げたばかりでなく、絶対的な権力を持つ副会長や女子本部長の誘いをきっぱりと断って、速見コーチとやっていく意志を表明しただけでなく、理不尽な処分に対して、記者会見で堂々とその非を訴え出るという、堂々たる18歳を創り上げたことです。

 

 速見コーチの宮川選手に対するしごきの場面のビデオを見た者が、これは指導の域を超えている暴力だと、テレビで云ったいましたが、これこそ指導の何たるかを全く分かっていない、感想です。優しく殴って相手の認識が変わるか、ということです。本気で真剣勝負でやって初めて相手の心の琴線に届くのです。

 

 だから、そういうしごきをやっても、宗教的と評されるほどの強固な師弟の絆が形成されたのです。偽善的似非平和主義にどっぷりつかった現在の日本でこそ、こういう師弟関係は稀ですが、昔はそれが当たり前のように存在しておりました。

 

 こういう貴重な、素晴らしい日本にとって宝ともいえる師弟関係を、日本体操協会は、どうして権力をもって壊そうとするのか。速見コーチと宮川選手は、そのことが周りに理解されず、契約を解除されたりと、相当に苦労しているようです。

 

 塚原夫妻は、その独裁ぶりが問題になって失脚しても、再びのしあがり、自らの根本的な反省はせず、より巧妙に独裁体制を引く悪知恵が働くようにな反省だけしてのしあがり、今度もまた、いつの間にか速見コーチと宮川選手が悪者になるように持ってきています。

 

 何とかならないか!