スジのネットワークの重要性に現代医学も気づきはじめた!

2018/05/11
ネットワーク

 私は、10年以上も前から、事あるごとに、スジのネットワークの重要性を訴えてきましたが、ここに来て、にわかに現代医学も、その方面へのアプローチが活発化してきています。肩こりがじつは筋膜の凝りだったことが注目され、筋膜リリースなる治療法が出てきました。

 YouTubeで知ったのですが、今、アメリカの学界で、従来の筋膜から筋を取って、いろいろなものを包む膜一般、という表現に変えることが検討され、まもなくそうなりそうだということを、アメリカの解剖学の先生が講義で話していたのを聞いて驚いた、という日本の解剖学の研究者がリポートしていました。その話の内容は、コラーゲンできでた膜がいろいろなものを包み、器官と器官の隙間を埋めているというのですが、このことは、10年以上も前から、私が訴えてきたことと、まったく同じ内容です。

 私は、そればかりでなく、さらにそれに加えて、そのスジのネットワークには、内臓と手足の指をつなぐ、経絡のスジのネットワークも存在することを主張しています。だから、足の指を治療して、内臓を治すこともできるのです。