天珠医学が説くなぜボぉ~としている時にひらめきがあるのか?

2018/02/15
閃き

 先日のNスペ「人体」で、芸人で作家の又吉直樹の脳をスキャンして、脳の閃きのネットワークの正体が映像的に確認されたということをやっていました。それによると、ボぉ~としている時に閃きが起こりやすいのだそうです。しかし、何故そうなのかについては説明はありませんでした。実はそここそが大事なのに、まだ現代医学は解明できていないようです。

 しかし、この問題は、むしろいろいろな検査をして事実的に確認しようとしてもかえって難しいかもしれません。論理的に考える方が正しい答えを導き出せる問題と言えます。ですから、天珠医学はその問題を解くことができます。

 ボぉ~としている時に閃いたことがある体験は、私自身も多く持っております。私の場合特に、目が覚める前後など寝床で閃くことが多いです。ですので、そういうことを色々な所で述べてきています。そして、それが何故なのかもすでに解明できております。

 閃きというのは、何にもないところに突然ポンと閃くということはありません。必ずその問題について意識が追究し悩んで悩んでという積み重ねの過程が存在します。その意識的な追究の過程ではなかなか良い答えが見つからないときに、その意識の縛りが外れた時に閃きが生じるという皮肉な現象が多く見られます。

 それはどういうことなのか?こたえは簡単です。それは脳細胞の遺伝子の自由に任せるとひらめきが生まれるということです。生命はそうやって進化してきたのです。遺伝子には論理化能力とそれに基づく発展性がもともと備わっているのです。

 それまでの意識的な過程は、遺伝子にその材料を提供している過程で、遺伝子がその情報をしっかりと吸収すると、その本来の能力が発揮されるということです。しかし、意識が脳細胞をしっかりと統括している状態ですと、その遺伝子の能力は発揮できません。だから、ボぉ~としている時にのような、意識が怠けている時の方が、遺伝子が自由に能力を発揮できるのです。