今度は陽のトライアングル肘ー健康谷・背中ー首(吐き気なし)

2018/02/03
陽の

 前の記事で取り上げたトライアングルは、肘からお腹を経由しての書き毛を伴う頭痛でした。これに対して今回取り上げるトライアングルは、同じく肘から背中を経由して首・頭に行くもので、吐き気は伴わないものでした。ですから、前の記事のものを陰(裏。影)のトライアングルとするならば、今回のものは陽(表)のトライアングルということが云えると思います。

 はじめに症状を聞いて、これは鍼を使わないと厳しいなと思って、まずはじめに座位で、右に引っ張ラれて右に寄ってしまっている骨を元に戻す鍼をし、加えて肩甲骨の圧痛の部位に鍼をしてから、本格的な治療に入りました。症状としては、首と肩甲骨の周りの痛みと首の運動西岸があったのですが、最初の鍼で骨が正常の位置に戻って、運動制限はかなり解除されましたが、痛みが完全に取れるということろまではまだまだの状態でした。

 痛む側の右腕を治療している時に、肘が内側外側共に以上に硬くなっていたので、どうやらこれが大本のようですねと言うと、はじめて美容師であること腕をよく使うことを知らされて、なるほどそうでしたか、これは職業病の様なものですね、と言って右腕を徹底的にほぐしました。すると全体の緊張が取れて、痛みも運動制限もなくなって、楽になったようでした。