交通事故の古傷から解放される日が来るなんて!夢のようです。

2018/01/28
万歳

 昔交通事故で肩を打ってそれ以来腕が上がらないという方。診てみると、患側の肩胛骨の棘上部が健側に比べて張りがなくいわゆる虚した状態になっていましたので、こでは筋肉が痩せてしまっているせいで腕が上がらないのだな、と判断し、そこに鍼を打ちまた。すると、最初は、鍼が入っていかないほど堅くなっていましたので、そこでしばらくしつこく鍼を捻っておりましたが、とうとう最後までなかなか鍼は入っていきませんでした。しかし、一旦抜いてもう一度刺してみると今度はすうっと入っていきました。そして、腕を挙げてみてというと、今度は患部に力が入るのが外から見ても分かるほどにしっかりと腕が上がりました。

そのご本人の声〕
中学生の時自転車で走っていて自動車とぶつかりました。体が宙を飛んで、右肩から落下。
肩を脱臼して、一応は治りましたが、腕が120度しか上がらなくなってしまいました。
腕が上がらなくなって20年もたつので、それが当たり前になって、不自由だとも思わなくなっていたのですが、稲村先生に「右腕が真上まであがらない」と、訴えてみました。

すると「それは鍼だな」と、おっしゃって鍼治療になりました。鍼は2本打ちました。
1本目は、なんかぐりぐりしているのはわかるものの、痛みも、心地よさもなにもわからなかったです。
2本目は、前に受けたことのある鍼の感覚。凝りがほぐれるぅ~と、思いました。

そのたった2本の鍼で、20年間固まっていた肩が、自由に動くようになったのです!!!

万歳ができるっ
腕がぐるぐる回せる!!!

あきらめて一生このままだと思い込んでいた交通事故の古傷から解放される日が来るなんて!夢のようです。嬉しくて、意味もなく腕をぐるぐる回しています。