天寿堂の天珠医学が説く本当のインフルエンザ対策

2017/12/04
いんふる

 インフルエンザの流行の時期になったということで、例の「健康カプセル:ゲンキの時間」でインフルエンザ・ノロウィルス対策をやっていました。その対策とは、如何にウィルスと接触しないようにするか、ということで手洗いのしかたとか、トイレの排水時の注意点とかでした。また、ゲストとして山村紅葉が出ていて、うがい手洗いやワクチン接種を完ぺきにやってきて、これまでインフルエンザに罹ったことがないということでした。

 問題は、そういうことを全くしないでもインフルエンザにかからない人が大勢いる、という事実をどう考えるかということです。逆から言えば、かからないようにできるだけ接触しないように注意している人でも、かかってしまうのはどうしてか?という問題でもあります。

 つまり、少ない接触でもインフルエンザにかかってしまう人は、そもそも守りが弱い人だということです。ですから、そういう人の本当の対策は、守りを強くすることが第一義であるべきです。もちろんそういう人こそ、接触しないようにする必要がありますので、手洗いうがいが大切であることは、言うまでもないことです。しかし、それだけでは本当の対策にはならないということです。

 では、本当の対策とはどういうものであらねばならないでしょうか?インフルエンザウィルスやノロウィルスから身を守っているのは、<交感神経ー副腎系>であり、その統括下にある胸腺を中心とするリンパ球系の免疫システムです。ですからその働きを良くしてやることが最も重要な点です。

 具体的な対策としては、ホッカイロのミニの貼り付けタイプで背骨の上部と胸骨に中央部をあたためてやることです。また、それと同時に水かき元氣療法で皮膚の交感神経の最末端に活を入れて、交感神経全体を活性化してやるとよいでしょう。これはバカにできず、高熱のインフルエンザを一晩で平熱に戻したという事績をもっています。その他として、この時期は踵が冷えやすいので、踵にもミニカイロを貼って温めてやることも効果的です。このことについては、明日詳しく説明することにします。