広尾の天珠整体の直観、自己免疫の前兆ではないか?

2017/11/17
胸腺

 定期的に治療に来られている方。いつものように調子を尋ねると、首をかしげて、いつもはすぐ治るのに今回は全然良くならない、との返事でした。腱鞘炎的に手首が痛むということで治療したのですが、効かないというので、褌を締め直し気合を入れなおして、何が問題なのか探っていきました。

 そこですぐに気づいたのは。手足が異常に熱くなっていることでした。踵などは冷えと熱が混ざったような不思議な感覚でした。そこで閃いたのは、これは自己免疫異常のなりかかりではないか、という嫌な予感でした。そこで胸腺の上の胸骨を圧してみましたが痛みはないとのことでしたが、念のためにその周囲に置き鍼をして見ることにしました。

 その置き鍼をしている最中に手足を同時に治療しました。その時、足の踵と小指のスジの異常な凝りを取り除くと、それまであった異常な熱がスゥ~と引いていきました。手の方も、心包経の奥の異常な凝りも難なく取れていって、とても良い状態になりました。

 ご本人も身体が明らかに変わったことが自覚できたようで、私の説明に納得して喜んで帰っていきました。こればかりは、実際に悪くなっていないので、そうだと断言することはできませんが、おそらく自己免疫異常を未然に防いだのではないかという気がします。