斎藤アリスの痛い痩身エステで体調が良くなる理由

2017/11/02
エステ

 セレブモデルといわれている斎藤アリスが、とても痛い痩身エステを受けているところをテレビで見ました。たしかにとても痛そうで、タオルを噛み締めて嫉視に耐えているところが映し出されていました。しかし本人は、これをやるととても体調が良くなると、とても気に入っているようです。

 しかも驚くべきは、自分がそのエステを受けるために、わざわざ三階建ての(一階はトレーニングジム・二階はダンススタジオ・三階が専用エステルームになっているらしい)施設を建て、それを運営するための専属スタッフまでも雇い入れたという話ですから、セレブというのはどうやら本当のようです。

 テレビでは、スタジオで澤部というお笑いタレントが太った腹をそのエステの器械を受けて、あまりの痛さにベッドから転げ落ちて、施された部分が赤くなっているところが映されていました。施術者の説明では、セルライトという脂肪の塊を砕いて、固まった筋膜をほぐすのだそうです。

 問題は、これを受けるとなぜ体調が良くなるのか、ですが、これについては説明はありませんでした。インターネットの記事をいくつか参照しましたが、やはりありませんでした。どうしてその説明がないのかと言いますと、現代医学のスジのネットワーク論の欠如した自律神経論では、説明が不可能だということをこの事実は示していると思います。

 では天珠医学ではできるのか?と言えば、もちろん可能です。人間の身体の生命活動全般が円滑に行われるように統括しているのは、<交感神経ー副腎系>です。そして、その<交感神経ー副腎系>の統括下にあるのがスジのネットワークです。痩身エステがターゲットにしているセルライトも筋膜も、スジのネットワークの一応制部分です。つまり、スジのネットワーっ区の働きが悪い部分にセルライトができるのです。

 ですから、その働きの悪くなっているセルライトを壊すことは、とても強い痛みを生じることになります。しかし、その過程はそれによってスジのネットワークを統括している<交感神経ー副腎系>を強烈に刺激することになって、その統括の復活を促すことになります。また、そうでなければセルライトは解消しないのです。

 しかし、その効果はそれだけにとどまりません。そのタオルをかみしめなければ耐えられないような強烈な痛みは、<交感神経ー副腎系>の働きを非常に高めてくれることにもなります。それは、以前に取り上げた「カカボラジ全記録」のポーターの皮膚が真っ赤になるとても痛い疲労回復法と同じように、<交感神経ー副腎系>の働きを劇的に改善するものだと思います。だから、とても体調が良くなるのです。