広尾の天珠整体の基本技の鍛錬型<把天珠神龍の型>です。

2017/10/21

 来年の年間講習生の募集をそろそろ開始しようと思ていますが、それに関連して、講習会ではどのようなことが行われるのかの一部を紹介しようと思います。天珠療法講習会では、まず天珠療法の基本技を創ることがとても大事です。その天珠療法の基本技は普通の指圧と違って、大きな特徴が二つあります。

1)天珠療法では、普通の指圧と違って、基本的に中指で圧しますので、中指を鍛える必要があります。なぜ中指なのかと言いますと、病気を治せるレベルの技として創る時、中指の方が親指よりも合理的だからです。その合理性は、中指の方が親指よりも細いので、より深く圧を浸透させやすいという合理性と、中指は中心軸に位置するので病邪の反撥・抵抗に対して崩されにくいからです。

2)二点目は、天珠療法の基本技は、病気を治せる鍼のような技でなければなりませんので、一から鍼のような技として創るために、体力で圧す癖のついていない中指の方が、より良い技ができやすいからです。多くの普通の指圧は、半分体力で押しているので、身体全体が押されて動いてしまいますが、天珠療法の技は、圧が皆体の中深くに浸透しますので、身体自体はまるで何事もないようにピタッと止まって動かないのが普通です。

 そういう天珠療法の基本技を鍛錬するための型が、この動画の<把天珠神龍の型>です。この方の名前のいわれは、まだ若い修行中の五本指の昇り龍(青龍)が天に昇ってそこで厳しい修行を積んで、はれて免許皆伝の天珠(ドラゴンボール)を頂いてそれを四本指でつかんで下り龍(黄龍=神龍)となって地上に戻手人々を救うということを示しています。これはそのまま型の順番となっています。