広尾の天珠堂の整体、ストレスによる凝りの典型的な形

2017/10/18
やーっ

 首・肩がひどく凝るという方。ストレスのたまる仕事なので、おそらくストレスの凝りも相当溜まっているだろうな、と想像しながら治療を進めていると、案の定ストレスによると思われる凝りが、典型的な形でできていました。

 ストレスの凝りは、天珠療法では<辛苦(心苦)の歪み一切奇妙>という秘術で取り除きます。これははじめは左足の親指だけでしたが、東日本大震災の被災地であった相馬市に医療ボランティアとして行ったときに、顔面と首にできるストレスの凝りと、左足の親指にできるストレスの凝りとが連動していることを発見し、それらを加えて、より完璧なストレスの治療ができるようになりました。

 今回のケースは、それに加えて、左の肩甲骨の周りとりわけ上部に厚いストレスの凝りができていて、これが首・肩の異常な凝り感の元凶でした。これは、第二健康腺と第三健康腺と使ってきれいに取り除くことができました。とりわけ、肩甲骨の下端にある第二健康腺を施術すると、非常な痛がり方をしました。その後に肩甲骨の上を触診すると、あれほど厚みのあった凝りがきれいになくなっていました。

 その他に、大腸関連の症状がみられたことも、典型的なストレスの症状と言えます。それは先ず、左下腹部の大腸の動きが悪くなっていて、左の第一健康腺との癒着がみられたこと、そしてその大腸とつながる左手の人差し指に分布している大腸経のスジのネットワーク硬く動きが悪くなっていましたが、人差し指を施術すると」激痛が走り、鼻炎でふさがっていた花が開通してスッキリしたそうです。

 そして何より極めつけは、左目の目頭のところにできるストレスの凝りです。天珠療法ではここをとても重要視して、その奥にある脳の中の、感情を司っている偏桃体を目がけて活圧するのですが、そこの凝りが、右に比べて極端に大きくなっていました。それを取り除くと、首筋のストレスの凝りも取れてしまいます。

 そして最後に、首の根元のところにある硬く突っ張ったスジを、背中の交感神経幹目がけて、槍のように深く貫ける浸透圧をかけて解きほぐします。以上がストレスでできる凝りをほぐす、典型的な手順となります。