天寿堂の整体の感想、痛いけど安心できるーこれこそが秘訣

2017/09/12
安心

 初めての方を治療している時、問わず語りに「痛いけど何か安心できる」との患者さんのつぶやきがありました。すかさず私は、何故そうなのかを説明しました。
「それはおそらく、痛くしようとは全然思っていないからだと思います。こちらはただじっと待っているだけで、患者さんの方が勝手に痛くなって、勝手にほぐれていくのです。いじめられて痛むのは恐怖心を伴いますが、自分で悪いところが勝手に痛みだすだけなのでそういう恐怖心がなく、痛いけど何か治っていきそうに感じる痛みだから安心できるのです。」

 さらにつけ加えて「先ほど産後の歪みのチェックをやった時に、痛くなかったでしょ。幸い産後の歪みはなかったので痛くないまま終わりましたが、産後の歪みがある人は、あの程度の圧で勝手に痛みだし、それも出産のときの痛みと同じだと表現されるくらいの痛みにまでなるのです。その間、こちらはただ同じ圧をかけ続けてほぐれる瞬間を待っているだけなのです。」

痛くないと効かないと思い込んでいる人は、痛くしようと、土足で相手の領域に踏み込んで、力いっぱい押すので、患者さんは、良くなるのを期待しながら必死にその痛みと恐怖に耐えているのですが、その割にはさほどの効果は得られないのです。しかし、耐久性は確実についていくので、もっと強く!もっと強く!と要求して、反って邪気をどんどん奥へと追い込んでいってしまう、という悪循環に陥ってしまうのです。

 これに比べて、広尾の天寿堂の整体の施術の痛みは、患者さん自身の神経が悪いところを探し出して痛みだすようにして引き出された痛みなので、その痛みの結果、自分で自分を治して良くなっていくので、後戻りしないで順を追って確実に良くなっていくことになるのです。

 よく長時間・何人もやって疲れないですか?と聞かれることがありますが、ほとんど体力・力は使っていないので、思ったほど疲れないのです。これが広尾の天寿堂の整体らしくない不思議な整体の秘訣なのです。、