広尾の天寿堂の整体は、最後まで責任を持つ整体

2017/08/27
さがすがしい

 ある方がどのように紹介されてきたかを話してくれました。それによると、「どこに行っても治りきらないでしょう?ここに行ってごらんなさい。きっと治してくれるから。他の先生は、ずっと通わせるために悪いところは、全部治さないで残しておくのよ。ここの先生はそういうことはないから・・・」という話だったそうです。

 当の噂の本人である私としては、ほめられているような、いないような複雑な思いでした。他の先生たちは凄い芸当ができるのだな、私はそういいう芸当ができないから、とにかく一生懸命治すだけだからです。

 その紹介者の方のことが後で分かってみると、1~2度治療しただけの、ほとんど印象に残っていない方でした。そういう方がこの広尾の天寿堂の整体を推してくれるのは、とても意外でもあり、うれしくもありました。

 もちろん私としても最後まで治し切る覚悟でやっておりますし、そういう私を信じて続けていただいた方の中に、そういう治り方をしていただいた方も多数いらっしゃいます。しかし、その一方で、折角これはと思っていただいて続けて下さったのに、改善のペースが思いのほかゆっくり、でなかなかに辛い状況、改善の兆候が現れのが遅い場合があります。虚証の体質の方や、ストレスでスジが固まてしまった人、脊柱管狭窄症の方などは、スジが変わり始めるのが特に遅い傾向があります。

 治療する側は、スジの感触で確実に良くなっているのが分かるのですが、痛みやシビレうぃ感じる当の本人の感覚は、そちらの方が強く感じさせられてしまうので、初めはすごく期待できるかと思ったけれど、実際は思ったほどではなかった、という結論を出してしまうケースも少なからずあります。しかし、治療する側から見ますと、そんな場合でも良くなっていく兆候が出ている場合が多くとても残念に思うことがしばしばです。

 たとえば、これまで右側がひどく痛がっていたのが、左側に痛みが移ったというケースは、右側が良くなったから反対側に移ったという、とても良い兆候なのですが、そのように説明しても伝わらない場合がのるのが、とても残念です。私は最後まで責任をはたしたいという思いが強くあるからです。