高血圧なのにこんなきれいな血管初めて見た!

2017/08/04

 この言葉は、眼底検査で血管の状態を調べたときのお医者さんの発した言葉だそうです。厳密に言いますと、この時点では最早高血圧ではなく最高血圧が120くらいに下がっていたのですが、長い間200前後の高血圧状態だったことはたしかです。

 この方は、降圧剤を飲むと体の具合おかしくなってしまうので、降圧剤を飲まずに、私の治療を数年定期的に受けて120程度まで低くなったのです。はじめもころは手先足先は氷のように冷たかったのですが、いまではそれはすっかり取れています。血圧がそれだけ高いのに手先・足先が冷たいというのは本来ならば考えられないことですが、それだけ血を巡らす環境がとても悪かったのだと思います。つまり、全身に血を巡らせようと血圧を高くしていたとも考えられます。ところが、それでも手先・足先まで熱を運ぶ血が廻らなかったということなのでしょう。

 ところが、元氣療法で手先・足先の交感神経の働きを良くする働きかけを根気よく続けたところ、徐々に血圧が下がってきて冷えもなくなっていったのです。つまり、血圧をあげる理由がなくなって自然に血圧が下がって行ったと考えられます。血管がきれいだった理由も、降圧剤などによって不自然に血管の運動を鈍くしなかったのが、かえって良かったのかも知れません。